もしもの備えは大丈夫?新型インフルエンザの脅威と家庭でできる対策

もしもの備えは大丈夫?新型インフルエンザの脅威と家庭でできる対策

家族みんなでインフルエンザやノロウイルスにかかって、家事がまったく手につかなくなった…という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。もし家庭のことをひとりで担っている方がダウンしてしまったら、本当に困ってしまいますよね。

感染症だけでなく、もしもの災害時に備えて、事前に家族で話し合っておくことはとても大切です。「備えあれば憂いなし」というように、正しい知識を持って対策をすれば安心です。

今回は、新型インフルエンザの基本的な情報から、ご家庭でできる具体的な対策まで、分かりやすくお話ししていきますね。

季節性だけじゃない!新型インフルエンザが引き起こす社会の経済損失

実は、インフルエンザには毎年流行する季節性インフルエンザとは別に、私たちがまだ免疫を持っていない新型インフルエンザというウイルスがあることをご存知でしょうか?

この新型インフルエンザが大流行(パンデミック)を起こすと、社会全体に大きな影響が出ることが予想されています。

厚生労働省の試算では、日本国民の約25%(約2,500万人)が感染する可能性があり、その結果、医療機関がひっ迫し、流通やサービス供給が滞ることで、約2.5兆円もの経済損失が発生する可能性があるとされています。

厚生労働省「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」

新型インフルエンザの症状とは

新型インフルエンザの症状は、季節性のインフルエンザとほとんど変わりません。インフルエンザの特徴は以下の通りです。

・急激な発熱

・全身のだるさ、関節痛、頭痛、寒気

・せき、くしゃみ、鼻水など

新型インフルエンザの場合、季節性と違って下痢や腹痛などの消化器系の症状が見られることもあります。

症状には個人差があるため、お子さんの様子は注意深く観察してあげてください。食欲がなくなったり、元気がなかったりしたら、かかりつけの病院を受診することが大切です。熱があっても、水分や食事がとれていれば焦る必要はありません。

ただし、次のような症状が見られた場合は、夜間でもためらわずに病院へ向かうようにしましょう。

顔色が悪い

反応がない

・呼吸が荒い

異常な行動をする

・症状が悪化する

病院に行く際は、他の人にうつさないように、ご自身もお子さんも必ずマスクを着用してくださいね。公共交通機関を避け、自家用車で行くことができればベストです。

また、インフルエンザは症状がない潜伏期間(約2日間)でも、周りの人に感染させてしまうことがあります。流行期に人混みに出かけた後などは、いつもより体調の変化に敏感になって過ごしましょう。

ご家庭でできる!感染対策の5つのポイント

感染症の流行を防ぐには、日頃の対策がとても重要です。さっそく見ていきましょう!

除菌アイテムを常備する

外出先から帰った後は、石けんでの手洗いを徹底し、帰宅後の除菌も習慣にしましょう。特に、不特定多数の人が触る場所は、こまめに拭き掃除をすることをおすすめします。

そこで活躍するのが、キエルキンのような次亜塩素酸水です。

外出時の除菌に

スプレーボトルに入れて持ち歩けば、外出先でも気になるところをサッと除菌できます。

家の中の除菌に

ドアノブやテーブル、スイッチなど、家族がよく触れる場所をこまめに拭くことで、ウイルスを家庭内に持ち込まないようにする手助けをしてくれます。

空間のウイルス対策をする

空気が乾燥すると、ウイルスが活発になります。加湿器と除菌剤を組み合わせた対策が効果的です。

超音波式加湿器にキエルキンを希釈して使うと、加湿しながら空間の除菌もできます。加湿器のお水が腐らずぬめりも防げるため、一石二鳥ですね。

次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤の成分)と次亜塩素酸水溶液は全く別の物質です。加湿器には必ず「次亜塩素酸水溶液」と記載されたものを使用してください。

備蓄品を準備しておく

万が一、パンデミックが起きてしまった場合、外出が難しくなることも考えられます。東日本大震災の時には、流通が一時的に止まり、いつものように買い物ができない状況になりました。

インフルエンザで家族がダウンしてしまっても大丈夫なように、2週間分の食料品や日用品を用意しておきましょう。

食料・飲料

お米、缶詰、レトルト

食品、飲料水(1日1人当たり3リットル程度)

生活用品 マスク、除菌剤、トイレットペーパー、常備薬、体温計、おむつなどのベビー用品、介護用品など

農林水産省が公開している「家庭備蓄のガイドライン」も参考にしてみてください。買った本人だけが分かる場所に保管するのではなく、家族みんなで保管場所を確認しておくと安心です。

農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」

幼稚園・保育園が休園になったら外出を控える

地域全体で流行している時は、たとえお子さんが元気でも感染している可能性があるため、外出は控えましょう。習い事や友達の家で遊ぶことも、大事をとってお休みすることをおすすめします。

咳が辛い時の対処法

咳はウイルスを体の外に出そうとする防御反応なので、無理に止めないことが基本です。咳が辛くて眠れない場合は、合併症の疑いもあるため、早めに病院に行きましょう。

咳が辛い時には、以下のような対策をすると少し楽になります。

部屋を加湿する

・横になるのではなく、体を起こして座る

・こまめに水分補給をして喉を潤す

また、病院で処方されることがある「経皮吸収型気管支拡張剤」は、背中など手が届きにくい場所に貼ってあげると、お子さんが剥がしてしまう心配がなく安心です。

キエルキン
キエルキン

もちろん、キエルキンも対策の一助にはなりますが、これさえやればOKということはなく、いくつもの対策を講じることで効果が高まります。

国はどんな備えをしているの?最新の新型インフルエンザ対策

私たち一人ひとりの対策と並行して、国や医療機関も新型インフルエンザに対する備えを進めています。ここでは、国が行っている対策についてご紹介します。

強毒型に対応する「プレパンデミックワクチン」

インフルエンザウイルスはもともと水鳥由来のウイルスだと言われており、ウイルスが変異することで、鳥から人、そして人から人へと感染するようになります。新型インフルエンザとは、このように変異し、今まで人が免疫を持っていなかったインフルエンザウイルスのことを指します。

大流行を防ぐため、国は流行前に備えるプレパンデミックワクチンを準備しています。

プレパンデミックワクチンは、特に病原性の高いインフルエンザウイルス(例:H5N1、H7N9など)のために作られます。現在は、H7N9株とH5N8株のワクチンをそれぞれ約500万人分備蓄しており、2025年度中にはH5N1株のワクチンも新たに備蓄する予定です。

厚生労働省「次なる感染症危機に向けた厚労省の取組」

重症化を防ぐための抗インフルエンザ薬

国は、ワクチンだけでなく、インフルエンザの増殖を抑える抗インフルエンザ薬も備蓄しています。この薬は、ウイルスの種類に関わらず効果が期待できるのが特徴です。

代表的なものには「タミフル」や「リレンザ」などがあり、備蓄目標量は、日本国民の約45%に相当する量(約5,650万人分)とされています。

厚生労働省「新型インフルエンザ対策における抗インフルエンザウイルス薬の備蓄について」

強毒型インフルエンザの監視と早期封じ込め

インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型とありますが、大流行を引き起こすのは主にA型です。

A型ウイルスは「ノイラミニダーゼ(NA)」と「ヘマグルチニン(HA)」という2つのタンパク質の組み合わせによって、144通りもの亜型に分かれます。

このうち、特定の亜型(H5N1型など)が変異することで、ヒトに強い病原性を示す強毒型インフルエンザウイルスが誕生するのです。

強毒型は、感染症を発症した時に特定の部位にのみ症状が現れる「弱毒型」とは異なり、高い病原性を示します。ヒトに感染した場合の致死率が約51.4%(2003年〜2024年)と非常に高いため、各国が警戒しています。

そのため、もし鳥インフルエンザの疑いがある場合は、感染拡大を防ぐために、悲しいことですが、飼育されている鳥を殺処することになっています。

農林水産省は、国内の養鶏場などで高病原性鳥インフルエンザが発生していないか、常に監視と調査を行っています。

まとめ

新型インフルエンザが流行したとき、国や行政、医療機関は様々な対策を準備してくれています。しかし、それだけでは十分ではありません。

私たち一人ひとりが自分の身は自分で守るという意識を持ち、正しい知識を身につけ、日頃からできる予防対策を実践することが何よりも大切です。

以上、もしもの備えは大丈夫?新型インフルエンザの脅威と家庭でできる対策についてお話をしました。

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