次亜塩素酸とは
そもそも次亜塩素酸ってなに?
次亜塩素酸(キエルキン)は水に大変似た構造をしています。水は酸素(O)に水素(H)がふたつ付いた構造(H2O)をしていますが、次亜塩素酸は水素の一つが塩素(Cl)に置換された構造(HOCL)をしています。
ただこれだけの構造の差なのですが、これが大きな違いを生みます。
ちなみに、強力な殺菌剤や漂白剤、赤ちゃん用の消毒剤として知られる物質は、「次亜塩素酸ナトリウム」というもので、次亜塩素酸の水素をナトリウム(Na)に置換したものです。
次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)と次亜塩素酸(HClO)の大きな違い
キエルキンの成分は次亜塩素酸(HOCl)という成分で、塩素系の漂白剤の成分である次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)と混同される場合がありますが、全く違う物質です。
キエルキン
どちらもメリットデメリットがあるので、違いを知ってから使用されることをオススメします。下記に主な違いについてまとめました。
次亜塩素酸ナトリウムの特徴について | 次亜塩素酸(キエルキン)について |
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・危険物質なので取り扱いに注意する(アルカリ性で皮膚を溶かしてしまう) ・漂白作用がある ・強アルカリ性の力溶かして菌やウイルスを除菌・除去している(洗浄作用もあります) ・芽胞菌にはほとんど効果がない(幅広くウイルス・菌に効果があります) ・発ガン性物質と言われるトリハロメタンを生成する ・保存期間は次亜塩素酸に比べて長い(次亜塩素酸同様に紫外線によって分解していくので冷暗所で保存が好ましいです) ・幼児の誤飲の事故がある ・薄めて使用する(用途により薄め方が決まっている) | ・弱酸性であるので皮膚に触れても問題ない ・作用後はお水に戻るため安全に使用できる ・ラジカル反応により菌やウイルスを除菌・除去している ・次亜塩素酸ナトリウムと同濃度であれば10〜20倍程度除菌能力が高い(pHによって変化する) ・トリハロメタンを生成しない ・消臭効果が高い ・消費期限を守って使用する必要がある(冷暗所に保存する) ・空間噴霧することができる ・除菌・消臭を兼ねるため使い分けが必要ない |
参照:厚生労働省ホームページ
キエルキンと他製品との違い
キエルキンが特にこだわっているポイントを2点に絞ってお伝えいたします。それは、キエルキン(次亜塩素酸水)の濃度の高持続と受注生産です。
キエルキン
お客様からご注文を頂いてから製造し、出荷する当日に商品の製造を行っております。もちろん、その分コストもかかってしまいますが、お客様に最良のものを提供するために、キエルキン販売当初からお約束としております。