以前からお客様の中でキエルキンがニュースで取り上げられた時の内容を知りたいと言う声を多く頂きました。
そこで、初めてテレビに取り上げられた時の内容についてご紹介したいと思います。(2013年1月16日に静岡第一テレビ「news every.しずおか」の特集)
ノロウイルスの流行の後はインフルエンザの予兆
去年の年末から年明けからノロウイルスが大流行しました。
そして、これらかの季節はインフルエンザの流行が懸念されます。こうしたウイルスの除去や除菌に効果があるとされるある液体が注目を集めています。
記者:家庭でのウイルス対策は何をしていますか?
インタビューを受けた方1:そうですね。手洗い、うがいをしますね。あとは、人混みに行く時にはマスクをします。
インタビューを受けた方2:手の甲まで手洗いすることを実践しています。
こども達:手洗いとうがいとマスクです!
こどものお母さん:本人が一度ノロウイルスにかかっているので、下痢や嘔吐などの症状がでることを知っています。
今年の年末から年明けにかけてノロウイルスが大流行しました。
宮崎県の病院では、6人が死亡した他、山梨県では、仕出し弁当から約1400人の食中毒を出すなど全国各地でノロウイルスが猛威をふるいました。
静岡県でもノロウイルス注意報を出していました。
インフルエンザには手洗いとうがい
また、静岡県内の高齢者施設や学校で、インフルエンザの患者数が目立ち始めており今後の流行が懸念されています。
静岡県疾病対策課秋山技監によると、インフルエンザやノロウイルスの感染経路はどちらも手を介して口から入ってきます。インフルエンザであれば、くしゃみのつばの中にインフルエンザウイルスが含まれており、それを吸い込むことで気道を介する侵入もあります。
とにかく手洗いを励行することとうがいをしっかり心がけることが大切です。
また、厚生労働省によりますと、ノロウイルスには塩素系漂白剤による除菌が有効とされています。
市販されている塩素系漂白剤の成分は次亜塩素酸ナトリウムで、強アルカリ性ですので、人体に直接使用できませんし、金属を腐食させる作用があるなど使用には注意が必要です。手についた際にはすぐに水で洗い流してください。
次亜塩素酸水溶液のキエルキン
このような中、ある液体が注目されています。こちらの介護施設では、従来の塩素系漂白剤とは別に、次亜塩素酸水という除菌剤を使って除菌をしています。
この冬、施設のスタッフや利用者にノロウイルス感染者がいないとのことです。
認知症の高齢者など30人程度利用する焼津市にある「グループホームかつを」では、玄関、キッチン、トイレなどにキエルキンを設置しているほか、職員全員のポケットにキエルキンのスプレーを持ち歩いています。
次亜塩素酸水とは水に塩を入れ電気分解することなどで生成される物質で、次亜塩素酸に含まれる塩素が不安定な塩素ラジカルになり、安定な塩化物イオンになる過程でウイルスなどの電子を奪い分解してしまいます。
また、弱酸性なので、人体に優しいです。
国立医薬品食品衛生研究所野田第4室長によると、ノロウイルスに似た代替ウイルスの試験結果ですが、次亜塩素酸水の有効性を確認されています。
同様に、インフルエンザウイルスにも有効であります。インフルエンザウイルスをはじめとして、他の腸管出血大腸菌やサルモネラ菌など多くの病原体で殺菌効果が確認されております。
濃度が薄いため直接糞便や嘔吐物にかけても全て除去することはできません。
他方、手洗い、調理施設の清掃後の殺菌、食材の洗浄後の殺菌など汚れがない環境で使用すると有効な殺菌効果が期待できます。
このような老人施設で一人感染者がでると感染が拡散しやすいため施設内の除菌には細心の注意を払っているそうです。
次亜塩素酸水溶液で、手すりやトイレを拭いたり、手洗いにも使うなど予防対策を徹底しているそうです。
施設長曰く、以前はハイターを使って掃除をしており、手指の消毒にはアルコールを使用していました。昨年2月からキエルキンを使用し始めてノロウイルスやインフルエンザに1人も感染者を出していません。
次亜塩素酸水のメリット
・人体や調理器具にも使用可
・分解が早く環境に優しい
次亜塩素酸水のデメリット
・熱や紫外線に弱い
・除菌効果が持続しにくい
以前は安定化しにくいことからドラックストアなどには置かれていませんでしたが、水質の安定化ができることで、ドラックストアでも取り扱われるようになりました。
うがいや手洗いに加えて次亜塩素酸の特徴をうまく生かせれば、ノロウイルスやインフルエンザの対策として期待ができそうです。
以上、「news every.しずおか」の取材内容についてご紹介しました。参考になれば幸いです。