キエルキンとほかの次亜塩素酸は何が違うのでしょうか? 次亜塩素酸の製法はいくつかありますが、製造方法や管理により次亜塩素酸を購入して届いていた時にはお水になっていることは多々あるそうです。
全国版のニュース番組「モーニングバード」に取り上げられた時に、全国にある次亜塩素酸水と謳う商品17種類を調べ次亜塩素酸水溶液の濃度が測れる試薬を使い調査をしたところ2種類のみしか濃度がなかったと教えてもらいました。
その1種類はもちろん「キエルキン」です。
次亜塩素酸水溶液はどのように製造できるか、キエルキンと何が違うのかなど比較しながらご紹介したいと思います。
さらに詳細に(pHによる違い、濃度による違いなど)知りたい方には下記の記事をご参考にしてください。
キエルキンと電解式次亜塩素酸水の比較
キエルキン(弱酸性次亜塩素酸水)と電解式次亜塩素酸水について項目を下記の表に比較しました。
キエルキン 電解式次亜塩素酸水 比較 | ||
名前 | キエルキン(弱酸性次亜塩素酸水) | 電解式次亜塩素酸水 |
有効期限 | 3ヵ月程度以上 | 1日程度 ※生成した日に使い切る |
空間噴霧 | 〇 | △ ※注意点1 |
濃度 | 200ppm | 10~80ppm ※生成器によって異なる |
pH | 6.8 | 2.2~7.5 |
安全性 | お水に戻り安全性高い | お水に戻り安全性高い |
※注意点1:電解式次亜塩素酸水は次亜塩素酸を作るときの電気分解の時に用いられる電極部分が溶解して含まれる可能性があり空間噴霧に対する人体の影響は分かりません。
電解式次亜塩素酸水は失活が早い
上記の表にまとめていますが、一番の大きな違いは失活の早さです。同じ成分である以上同じ濃度、同じpHであれば同じ効果が得られます。
電解式次亜塩素酸水は、次亜塩素酸を作るために、容器の中に電極を挿し、塩を入れて生成します。この方法は水に電極の材質によっては金属イオンが流入し純度が下がります。
もちろん、重金属(白金などのプラチナは溶けにくいですが、非常に高価な金属です。)溶けにくい仕様になっていますが、イオン化またはナノ粒子化している可能性があります。
つまり、電解式の次亜塩素酸には重金属がイオン化またはナノ粒子化して混在している可能性があります。
もちろん、混在している時には、その金属イオンに対して次亜塩素酸の力を使ってしまうので、濃度の低下(失活)が早くなりますし、水道水に含まれているカルシウムやマグネシウムにも攻撃をして失活が早まります。
そのため、生成してから一定時間経過してしまうと、除菌・消臭に効果がなくなってしまいます。
次亜塩素酸水の高濃度を謳う商品で、水道水に薄めて使用するものがありますが、水道水に含まれるミネラルによって失活が早まってしまいます。
キエルキンは「赤ちゃんの周りにも安心して使える」と銘打って販売をしており、水道水レベルの安全性と思っていただいて問題ありません。
しかし、上記で説明した電解式次亜塩素酸水は、金属のイオンが溶質する可能性もあり空間噴霧に関してはあまりお勧めしません。
一方、キエルキンは、独自の製法で生成し、(特許取得:忌避剤、及び次亜塩素酸水溶液の製造方法並びに製造装置)「次亜塩素酸」もしくは「次亜塩素酸イオン」とお水で作られております。
キエルキンの製造機は、マグロの加工場で食品洗浄やゴミ処理場などで消臭・除菌のために使用されています。
体は食から作られるのと同じで、お母さんが自分の子どもの口にするものをこだわるように、キエルキンも子どもや赤ちゃんの周りでの使用を想定して、安全と安心を提供いたします。
すべての次亜塩素酸水は最終的に失活してお水に戻ってしまいます。生ものと同じで、長持ちしません。それは「無添加の食品」と似ています。だからこそ安全性が高いと言えます。
そのため、キエルキンは、お客様とのお約束としてご注文いただいてから製造し、新鮮な商品をお届けしていおります。営業日の15時までにご注文いただいたら最短で翌日お届けいたします。
もちろん、製造コストもかかりますし、大量生産にも向いていませんがお客様ファーストのためには譲れないんです。
その理由から、ドラッグストアには陳列をお断りしました。お客様の要望がありドラッグストアに陳列し、有難いことにすぐに売り切れしてしまいその1シーズンに何度も提供させて頂きました。
しかし、お客様にどうやったら最高の品質のものを提供できるかを考えると受注生産にて届けることが一番喜んでもらえると考え、今に至ります。
また、他の次亜塩素酸水溶液に比べて次亜塩素酸の濃度高持続でき、かつ安全性が高いことがポイントです!
次亜塩素酸水を購入するときに気を付けるポイント
最近、次亜塩素酸をしようしている除菌・消臭剤がドラッグストアやインターネットショッピングで見かけるようになりました。そこで、次亜塩素酸水に限らず、除菌剤を選ぶときに確認したほうがいいことをお伝えいたします。
1.製造年月日が記載されている(消費期限が記載がある)
2.菌やウイルスに対する第三者機関でのエビデンスが取得されているか
3.また、安全性試験のエビデンスが取得されているか
4.どのような製法で次亜塩素酸が作られているか
まとめ
下記にこの記事のまとめを記載します。
・電解式次亜塩素酸水とキエルキンは同じ濃度、同じpHであれば同じ効果がある
・電解式次亜塩素酸水は、失活が1日と早いため生成してからすぐに使用すること
・電解式次亜塩素酸水は空間噴霧することをあまり推奨しないこと(金属部分の溶解している可能性があり人体に対しての影響が不確かなため)
・次亜塩素酸水を購入するときにはエビデンスが取得してあるかや製造年月日が明示されているかチェックすること
以上、キエルキンと電解式次亜塩素酸水との違い簡単に比較にについてご紹介しました!
また、記事内で紹介した「次亜塩素酸」を使用した除菌・消臭剤「キエルキン」はこちらのページでお求めいただけます。気になる方はぜひお試しください!